電話で相談

患者様・ご家族のための OSAガイド

そのいびき、
眠りと呼吸から
見直してみませんか。

いびきや眠気の気づきから、検査、治療、その後の暮らしまで。閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を、図と一緒にやさしく解説します。

眠る夫のいびきを心配する妻
まず知っておきたい、3つのこと
01
呼吸が浅くなる「低呼吸」も対象

完全に止まる場合だけではありません。

02
眠気だけでなく、全身にも関係

血圧や心臓・血管の病気との関連があります。

03
検査で調べ、自分に合う治療へ

原因・程度・症状を合わせて医師が判断します。

読みたい内容を選ぶ01 いびき・受診のサイン02 無呼吸・低呼吸03 閉塞性と中枢性04 原因・なりやすい方05 症状と合併症06 検査から治療の流れ07 検査結果の見方08 治療の選び方09 CPAPの仕組み・基準10 CPAPと毎日の生活11 よくある質問
01 いびきから、気づく

いびきは、眠っている間の
呼吸からのサインかもしれません。

「家族にいびきを指摘された」「寝ても疲れが取れない」。そんな身近な気づきが、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を調べるきっかけになります。

いびき

狭くなった通り道で
音が鳴る

眠っている間に空気の通り道が狭くなり、のどの組織が振動して音が出ます。いびきがあるだけでは、OSAとは診断できません。

閉塞性睡眠時無呼吸 · OSA

空気が通りにくくなり
呼吸が繰り返し乱れる

気道が狭くなったり塞がったりして、無呼吸・低呼吸が起こります。眠りや酸素の状態に影響することがあります。

大きないびき + 呼吸の停止や日中の眠気は、相談のきっかけに。

音の大きさだけでは重症度は分かりません。いびきや眠気が目立たない方でも、睡眠時無呼吸が見つかることがあります。

診察で伝えることを整理

気になることを選んで、受診メモに。

診断や点数判定をするものではありません。選択内容は送信・保存されません。

参考:NHLBI「症状」「診断」/日本呼吸器学会。参考資料を見る

02 呼吸の変化を知る

「止まる」だけでなく、
「浅くなる」呼吸も見逃さない。

睡眠時無呼吸は、眠っている間に呼吸が繰り返し止まったり、浅くなったりする状態です。

APNEA

無呼吸

空気の流れが、ほぼ止まる

普段の呼吸ほぼ止まる区間:10秒以上

成人では、呼吸の気流が通常より90%以上低下し、10秒以上続く状態を指します。

HYPOPNEA

低呼吸

空気の流れが、少なくなる

普段の呼吸浅くなる区間:10秒以上

呼吸は続いていても、気流が減り、酸素の低下や短い覚醒を伴う状態です。

波形は気流の変化を表す模式図です。実際の検査記録ではありません。

大切なのは「呼吸が止まったか」だけではありません。

低呼吸でも眠りが途切れたり、酸素が低下したりします。検査では無呼吸と低呼吸の両方を数えます。

低呼吸の判定基準をもう少し詳しく

成人のAASM推奨基準では、気流の信号が通常より30%以上低下して10秒以上続き、血液中の酸素飽和度が3%以上低下する、または脳波上の覚醒を伴う場合に低呼吸と判定します。酸素飽和度4%以上の低下を用いる基準もあり、採用する判定基準・検査法で結果は異なることがあります。

脳波を測らない簡易検査では、脳波上の短い覚醒を直接確認できません。1回の呼吸イベントの定義と、睡眠時無呼吸症候群の診断は別です。診断は回数や症状などを合わせて行います。

呼吸が乱れると、眠りも途切れます。

01呼吸が止まる・浅くなる

眠っている間に、空気の流れが減ります。

02酸素が低下する場合がある

体へ取り込む酸素が不足しやすくなります。

03短い覚醒が起こる

呼吸を立て直すために眠りが浅くなります。

04眠りが分断される

本人が覚えていなくても、休息が妨げられます。

03 原因の違いを知る

閉塞性と中枢性。
気流と胸の動きで比べてみましょう。

呼吸の「通り道」の問題か、呼吸を動かす「指令」の問題か。検査では気流と、胸やお腹の動きを合わせて調べます。

閉塞性睡眠時無呼吸 · OSA

呼吸しようとしても、
空気が通らない。

上気道が狭くなる・ふさがる

呼吸あり無呼吸の間再開
気流
ほぼ停止
胸郭の動き
続いている
体の中で起こること
舌やのどの組織などで気道がふさがります。空気を吸おうとする胸・お腹の動き(呼吸努力)は続いています。
関連する要因
首まわりの脂肪、顎や舌・扁桃の形、大きさなど。痩せている方にも起こります。
治療の考え方
CPAPなど、空気の通り道を保つ治療を検討します。
中枢性睡眠時無呼吸 · CSA

呼吸を動かす指令が、
一時的に途切れる。

呼吸の調節が不安定になる

呼吸あり無呼吸の間再開
気流
ほぼ停止
胸郭の動き
止まる
体の中で起こること
無呼吸の間、呼吸を促す指令が十分に出ず、空気の流れと胸・お腹の呼吸努力がともに止まります。
関連する要因
心不全などの病気や、一部の薬(オピオイドなど)が関係する場合があります。
治療の考え方
背景にある病気や薬を評価し、専門医が適した治療・呼吸補助を選びます。

色のついた区間が無呼吸の間です。閉塞性は気流が止まっても胸郭の動きが続き、中枢性は両方が止まります。波形は違いを示す模式図で、実際の検査記録ではありません。

いびきや体格だけでは、種類は決まりません。

閉塞性と中枢性が混在する場合や、1回の無呼吸の中で両方の特徴がある「混合性無呼吸」もあります。治療の選び方が異なるため、検査で見分けることが大切です。

正常な呼吸と、閉塞性無呼吸の違い

眠っているときの空気の通り道を、横から比べてみましょう。

04 なぜ起こるのか

体重だけでは決まらない。
気道の形と、眠りの変化が関係します。

眠ると、のどを支える筋肉は緩みます。そこに体の特徴などが重なり、気道が狭くなりやすい方がいます。

01

顎・舌・扁桃の形

小さい顎、舌や扁桃の大きさなど、空気の通り道の形が影響します。痩せている方にも起こります。

02

体重・年齢の変化

首まわりなどの脂肪や、加齢に伴う変化が関係します。女性も、特に閉経後などに注意が必要です。

03

飲酒・姿勢など

飲酒や仰向けの姿勢で悪化する方もいます。生活習慣と体の特徴が重なって起こります。

「太っていない」「女性だから」で除外しないこと。

疲れやすさ、不眠、起床時の頭痛などが中心で、強い眠気を自覚しないこともあります。気になる症状を、そのまま医師に伝えてください。

鼻づまりがあるとき、耳鼻咽喉科で相談できること

鼻やのどの状態も、診察で確認する大切な点です。鼻づまりの評価・治療は、鼻呼吸やCPAPの使いやすさを改善する助けになる場合があります。ただし、鼻の治療だけでOSAが治ったとは判断できません。必要に応じて睡眠検査や治療効果の確認を行います。

参考:NHLBI「原因とリスク要因」/日本呼吸器学会 SAS診療ガイドライン。参考資料を見る

05 気づく・放置しない

眠気だけでなく、
血圧や心臓・血管にも関わります。

症状は人それぞれです。眠気を感じない方でも、ご家族から呼吸の停止を指摘されることがあります。

夜、ご家族が気づくサイン

  • 大きないびきを繰り返す
  • 呼吸が止まり、苦しそうに再開する
  • 夜中に息苦しさで目が覚める
  • 夜間に何度もトイレへ起きる

朝・日中、ご自身のサイン

  • 十分寝たつもりでも、強い眠気がある
  • 起床時に頭痛や口の渇きがある
  • 疲れがとれず、集中しにくい
  • 眠りが浅く、すっきりしない
合併症・関連する病気

繰り返す呼吸の乱れが、体の負担に。

無呼吸・低呼吸の繰り返し酸素低下・睡眠の分断血管・心臓や代謝への負担

高血圧

夜間の血圧や、治療しても下がりにくい高血圧との関連が知られています。

心臓の病気・不整脈

心房細動、心不全、心筋梗塞などとの関連が報告されています。

脳血管の病気

脳卒中のリスクとの関連があります。血圧など他の要因も関わります。

2型糖尿病・代謝の問題

血糖の調節やメタボリックシンドロームとの関連が報告されています。

これらの病気が必ず起こるという意味ではありません。共通のリスク要因があり、心不全などが睡眠時無呼吸の原因になる場合もあります。睡眠時無呼吸の治療と、持病の治療を並行して考えることが大切です。CPAPですべての合併症を防げると保証するものではありません。

日中の眠気は、事故にもつながります。
強い眠気があるときは運転や危険を伴う作業を控え、医師にご相談ください。

気になるサインが続くなら、まずは相談を。

いびきだけで診断はできません。眠気の有無、体格、性別だけで自己判断せず、医療機関で確認しましょう。

06 検査の先を見通す

相談から検査、
あなたに合った治療へ。

検査は、呼吸の乱れの「程度」と「原因」を調べるためのものです。結果の数字だけでなく、症状や持病も合わせて方針を決めます。

夫婦が医師に睡眠の悩みを相談するイラスト

受診で伝えたい、3つのこと

  • ご家族が見た、いびきや呼吸の停止
  • 日中の眠気と、仕事・運転への影響
  • 持病・服用中の薬・普段の睡眠時間
健診・検診などで気づく

スクリーニング検査

問診や、睡眠中の酸素の状態を調べる測定などで、睡眠時無呼吸の疑いを見つける入口です。方法は実施施設によって異なります。

疑いがある・受診を勧められたら ↓
症状から気づく

いびき・眠気・呼吸の停止

気になる症状がある方は、健診・検診を待たずに医療機関へ相談できます。

気になる症状が続くなら ↓

スクリーニングだけで診断や治療は決まりません。異常を指摘されなくても、症状が続く場合は医師へご相談ください。

01 医療機関で相談

症状・持病を確認し、医師が検査方法を選びます。

鼻・胸・指のセンサーを装着する簡易検査02-A 主に呼吸を調べる

簡易検査

自宅などで、呼吸の気流や酸素の状態を記録します。

結果・症状に応じて、精密PSGへ
必要に応じて→↓
脳波なども記録する精密PSG検査02-B 睡眠まで詳しく調べる

精密検査(PSG)

呼吸・酸素に加え、脳波などを測り、睡眠の状態と呼吸の乱れを評価します。

持病などにより、初めからPSGを選ぶ場合も
03 検査結果を医師と確認

AHI・REIなどの数値 + 閉塞性/中枢性の評価 + 症状・持病

閉塞性・適応がある場合

CPAPを検討

基準と症状などを確認し、医師が導入を判断します。

CPAPを知る ↓
状態・希望に応じて

その他の治療を検討

口腔内装置、生活習慣の見直し、手術など。併用する場合もあります。

中枢性などの場合

原因に合わせて治療

背景の病気や薬を評価し、専門医が治療を選択します。

04 続けながら、効果を確認

定期的な診察と、使いにくさの相談・調整へ。

一般的な流れです。簡易検査の結果と症状などが基準を満たす場合は、精密PSGを経ずにCPAPを始めることもあります。すべての方が簡易検査から始めるわけではありません。簡易検査で異常が少なくても、症状が続く場合は精密検査を検討します。

ご自宅での検査も、医療機関と連携して支援。

スリープパートナーズは、簡易検査に加え、郵送の精密PSG(Sleep PROCORDER 60)・出張精密PSG(Sonataシステム)にも対応しています。実施方法や対応範囲は、医療機関・当社へご相談ください。

患者様向けの検査案内 →
郵送の精密PSG

Sleep PROCORDER 60

Sleep PROCORDER 60のセンサー装着例

センサーの装着例

機器をお届けし、ご案内に沿ってご自宅で検査します。装着・測定・返送の方法を事前にご説明します。

公式製品情報 ↗
出張精密PSG

Sonataシステム

Sonataシステム 睡眠評価装置

検査技師がご自宅に伺い、精密PSG検査を実施します。実施場所・日程・対応範囲は事前に確認します。

公式製品情報 ↗

保険診療での自己負担額は、検査方法、負担割合、診察・追加検査の内容などで異なります。受診先でご確認ください。

簡易検査と精密PSGで、分かること・限界

簡易検査:呼吸や酸素低下を調べます。一般的に脳波を測らないため、実際に眠った時間や短い覚醒を直接確認できません。

精密PSG:脳波、眼球運動、筋活動、胸・お腹の動きなども記録し、睡眠と呼吸を詳しく評価します。使用する機器で測定項目が異なり、普段どおり眠れない夜もあるため、症状と合わせて結果を解釈します。

07 結果を理解する

AHIは「1時間に何回あるか」。
無呼吸と低呼吸を合わせた数です。

成人の精密PSGでは、実際に眠った時間を使ってAHI(無呼吸低呼吸指数)を計算します。

無呼吸 + 低呼吸の回数実際の睡眠時間(時間)
= AHI
たとえば

6時間の睡眠で合計120回なら、
AHIは20回/時間です。

成人のAHIによる重症度の目安

軽症5以上15未満回/時間
中等症15以上30未満回/時間
重症30以上回/時間
重症度と、CPAPの保険適用基準は別です。

数値だけで治療を決めません。酸素低下、無呼吸の種類、症状や持病を含めて医師が判断します。

簡易検査の「REI」は、AHIとどう違う?

脳波を測らない一般的な簡易検査では、記録・モニタリング時間あたりの呼吸イベント数をREIなどとして示します。寝つく前や途中で起きていた時間を含むことがあり、PSGのAHIより少なく見積もられる場合があります。検査法や結果表によって表記は異なります。

08 治療を選ぶ

呼吸の状態と、続けやすさ。
両方を考えて治療を選びます。

検査でOSAと分かったら、重症度・症状・持病・気道の形を確認します。希望や生活に合わせて、医師と治療方針を決めていきます。

方法どのような治療?確認したいこと
CPAP
持続陽圧呼吸療法
マスクから圧力をかけた空気を送り、睡眠中の気道を開いて保ちます。適応・保険の条件、マスクの相性、使用状況と治療効果を確認します。
口腔内装置
マウスピース
主に下顎を前に出して、気道が保たれやすくなるようにします。重症度だけでなく、歯・歯周組織・顎の状態も評価。医師と歯科医師が連携し、効果を確認します。
体重管理・体位療法適する方の減量や、仰向けで悪化する方の姿勢の工夫など。全員に同じ効果があるわけではありません。必要な治療と組み合わせて取り組みます。
手術など扁桃・顎など、気道の形に関係する原因にアプローチします。専門医が適応と効果・負担を検討します。手術後も必要に応じて再評価します。
いびきが静かになっても、治療の効果は検査などで確認。

音や自覚症状だけで、呼吸の乱れが改善したと決めつけないことが大切です。治療の変更・中止は医師と相談してください。

中枢性睡眠時無呼吸(CSA)の治療は?

閉塞性とは原因が異なります。心臓などの病気や薬の影響を評価し、原因の治療と必要な呼吸補助を専門医が選びます。OSAの治療法や保険の数値だけで判断しません。

参考:NHLBI「治療」/日本呼吸器学会 SAS診療ガイドライン。参考資料を見る

09 治療を知る

CPAPは、空気の圧力で
眠っている間の気道を保ちます。

検査で閉塞性睡眠時無呼吸と分かった方に用いる、代表的な治療の一つです。

CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)とは

眠るときに、マスクをつける治療です。

装置から通常の空気に圧をかけて送り、のどの通り道を保ちます。無呼吸・低呼吸や眠気などの改善を目指します。

  1. 01マスクから空気を送る
  2. 02気道がふさがるのを防ぐ
  3. 03睡眠中の呼吸を支える

使用している間に気道を支える治療なので、継続が大切です。効果には個人差があり、症状が改善しても自己判断で中止せず、医師と治療を見直します。

CPAPを保険診療で始める基準

以下は検査数値の基準です。数値を満たせば自動的に導入されるわけではありません。

簡易検査

AHI30回/時間以上

検査法によって、REIとして表示されます。

精密検査(PSG)

AHI15回/時間以上

睡眠の状態も合わせて評価します。

生活に支障を来す強い眠気や起床時の頭痛などの症状、PSG所見等を踏まえて医師が判断します。簡易検査で30未満でも、症状などに応じてPSGへ進む場合があります。

保険診療の条件を詳しく確認する

通知では、AHI15以上、日常生活に支障を来す強い自覚症状、PSGでの睡眠の分断・深睡眠の減少等とCPAPによる改善という条件が示されています。AHI30以上の場合は、通知に定める自覚症状の条件を満たすことで対象となります。実際の適用は医療機関で確認します。

保険基準の出典:令和8年3月5日 保医発0305第6号 C107-2(PDF・304ページ)。2026年9月確認。

CPAP導入の4つのステップ

  1. 医師が治療方針を決定検査結果と症状を確認します。
  2. 機器・マスクを合わせる装着と操作、お手入れを確認します。
  3. 自宅で使い始める使いにくさがあれば相談します。
  4. 定期的に効果を確認症状・使用状況を医療機関と確認します。
10 治療を、暮らしの中へ

うまく使えない日も、
ひとりで抱え込まないで。

CPAPは、装着して眠っている間に効果を発揮します。長く快適に使えるように、気になることを一つずつ調整していきましょう。

就寝時だけでなく昼寝の際も、医師の指示に沿って使用します。慣れないときは、起きている時間にマスクを試すなど、担当者と練習方法を相談できます。

CPAPのマスクと機器の使い方を担当者に相談する男性

よくある困りごとと、相談のポイント

マスクから空気が漏れる・跡がつく

位置やサイズ、ベルトの締め方を確認します。強く締めるだけでは解決しないことがあります。別の形のマスクが合う場合もあるため、痛みや皮膚の傷は早めにご相談ください。

鼻や口が乾く・鼻が詰まる

口からの空気漏れや室内環境、鼻の症状を確認します。加湿器の使用や設定は機種・処方に応じて相談してください。続く鼻づまりは医療機関で評価を受けましょう。

圧力が気になる・寝つきにくい

どの場面でつらいかを伝えてください。機器に慣れる方法や、圧力を徐々に上げる機能などを相談できます。治療圧は自己判断で変更しないでください。

使っているのに眠気が残る

使用時間・空気漏れ・残っている呼吸イベントに加え、睡眠不足や薬、別の病気も確認が必要です。使用データだけで自己判断せず主治医へ相談してください。

お手入れや旅行中の使い方を知りたい

マスク・チューブ・加湿器などは、お使いの機器の説明書に沿って清掃します。旅行前は電源・持ち運び方法を確認し、飛行機への持ち込みは航空会社にも確認しましょう。

無理のないペースで散歩を楽しむ夫婦
毎日の小さな工夫

治療と一緒に、
眠りを支える習慣を。

  • 十分な睡眠時間を確保する
  • 就寝前の飲酒を控える
  • 適する方は、無理のない体重管理を
  • 禁煙や睡眠姿勢について相談する

生活習慣の改善は、必要な治療と並行して行います。睡眠薬などの服薬は自己判断でやめず、主治医に確認してください。

SLEEP PARTNERS SUPPORT

導入後の「ちょっと困った」にも対応します。

スリープパートナーズは、医療機関と連携し、CPAP機器の提供・操作説明・マスクの装着相談などを支援します。診断や処方の変更は医師が行います。

参考:NHLBI「CPAP」「治療」「治療を続けるために」。参考資料を見る

11 気になることに答えます

はじめての方の、よくある疑問。

受診前や検査後に気になることをまとめました。

いびきがあれば、必ず睡眠時無呼吸ですか?

いびきだけでは診断できません。呼吸の停止や息苦しそうな様子、日中の眠気などがあるときは、医療機関にご相談ください。

眠気がなくても、検査が必要なことはありますか?

あります。眠気が目立たない方もいます。ご家族が見た呼吸の停止、持病なども踏まえて医師が検査の必要性を判断します。

痩せていても、睡眠時無呼吸になりますか?

なります。顎や舌・扁桃などの形も関係するため、体格だけでは判断できません。

自宅で検査を受けられますか?

簡易検査のほか、医師の判断と実施体制により自宅での精密PSGも選択肢になります。当社は郵送による精密PSG・出張PSGにも対応しています。方法や対応範囲は医療機関・当社へご相談ください。

簡易検査で「異常が少ない」と言われても、症状が続くときは?

簡易検査には限界があり、異常を少なく見積もる場合があります。症状や呼吸停止の指摘が続くときは再相談し、精密PSGが必要か医師に確認してください。

CPAPは、一生続けるのですか?

必要な期間は原因や状態で異なります。CPAPは使用中に効果を発揮する治療です。症状が改善しても自己判断で中止せず、必要に応じた再評価を医師と相談します。

マウスピースとCPAPは、どちらを選べばよいですか?

原因、重症度、症状、歯や顎の状態、使い続けやすさなどで選び方が異なります。医師・歯科医師に相談し、効果を確認しながら治療します。

CPAPのマスクが合わない、乾燥するときは?

空気漏れや締めつけ、乾燥などは調整で改善できる場合があります。主治医や機器担当者に相談し、マスクの装着や加湿などを確認します。

検査・治療には健康保険が使えますか?

適用条件を満たす場合は保険診療になります。自己負担額は検査方法、負担割合、診察内容などで異なるため、受診先で確認してください。

子どものいびきも、同じ基準で考えますか?

子どもは成人と評価や治療の考え方が異なります。習慣的ないびきや呼吸の停止があれば、小児科・耳鼻咽喉科などに相談してください。このページの成人のAHIやCPAP保険基準を、そのまま当てはめないでください。

スマートウォッチや録音アプリで診断できますか?

気づきや診察時の参考にはなりますが、それだけで診断したり病気を否定したりはできません。気になる記録は医師に見せ、必要な検査を相談してください。

どの診療科を受診すればよいですか?

睡眠外来、呼吸器内科、耳鼻咽喉科などが相談先になります。対応する検査・治療は施設ごとに異なります。まずはかかりつけ医に相談する方法もあります。

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